つがる☆時空間  

青森県の観光情報や歴史民俗を中心に紹介しています。江戸時代の天守がある弘前城・岩木山、八甲田山などの四季や、こぎん刺し・津軽塗の伝統工芸をゆっくりとごらんください。

こんにちはnatuです。青森県在住の主婦ライターです。
『グラフ青森』社が発刊している「青森の暮らし」にてコラム『城下町通信』を執筆しています。弘前城や神社仏閣、あるいはこぎん刺し、『BOR0』といった古布を手掛かりに東北の魂にふれる旅をしましょう。

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弘前ペンクラブ会員のフナキトキコさんが、本を出版されました。
ALLOW:ALLOW』北方新社
カバー表紙が上の写真です。
ALLOW:ALLOWは、英語で「もしもし」のような誰かに呼びかける言葉ですね。

物語の舞台は未来、地球はすでに環境破壊のため人が住めないという設定です。

最初の出だしから、丁寧な筆致でスムーズに読める小説。2つの作品から構成され、38ページずつ合計76ページの本です。

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ネタバレなしでストーリー紹介

主人公の少年リュカは、宇宙空間に浮かぶコロニーで暮らしています。

地球を脱出することができた人類がコロニーで生活し、子孫を絶やさないようにして生きている、というシュールな設定。


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ネタバレなしで、ストーリーを紹介しましょう。
リュカの両親は、別居しています。
コロニーが方々に散らばっているため、父親はその環境の維持を担う民間企業の重役なのです。

リュカは母親のマリーと生活をしていますが、マリーは仕事一辺倒の夫に不満を感じていました。

やがて夫婦は離婚することになり、子どものリュカは自らの意思で父と暮らすことを選び、飛行船に乗り込むのですが、身勝手な大人に乗っ取られて……。

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非常に練られたSFファンタジーで、フナキトキコさんが大学生のころから構想を紡ぎ、胸にうかんだ思いを文章にした佳品です。

フナキさんは、弘前市内の太宰マップを作成したデザイナー。
太宰治学びの家で文学講座をされたことも。

過去記事:船木統紀子さんが太宰治学びの家で文学講座

『ALLOW:ALLOW』の本は2部構成で、もうひとつの小説は後ろの表紙から読み始めます。

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とてもおしゃれで、なんて凝った装丁でしょう!
本作りのプロであるフナキさんのセンスが光り、私はうなりました。

こちらの表紙から読んだときの主人公は、レオン。
地球に取り残され、劣悪な環境の中で生き延びた少年です。

切ない物語で、最後の場面ではだれもが「あっ!」と驚くはず。

2つの小説がそこでぴたりと符号するんですね。

ステキな本を読むことができ、幸せ。

フナキトキコさん、ご上梓おめでとうございます。

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SFっぽい画像をさがしたら、西目屋村の乳穂ヶ滝の写真が出てきました。

半年前は滝も凍り付く寒さ。
自然が作った造形美ですが、こうして眺めるとファンタジーのよう!
過去記事:乳穂ヶ滝の結氷が4年ぶり、ライトアップに自然は偉大だ!

今日の弘前は最高気温が30度と蒸し暑い日が続いております。
皆様、ご自愛くださいませ。


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