つがる☆時空間  

青森県の観光情報や歴史民俗を中心に紹介しています。江戸時代の天守がある弘前城・岩木山、八甲田山などの四季や、こぎん刺し・津軽塗の伝統工芸をゆっくりとごらんください。

こんにちはnatuです。青森県在住の主婦ライターです。
『グラフ青森』社が発刊している「青森の暮らし」にてコラム『城下町通信』を執筆しています。弘前城や神社仏閣、あるいはこぎん刺し、『BOR0』といった古布を手掛かりに東北の魂にふれる旅をしましょう。

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トゲクリガニとは?

トゲクリガニのおいしい季節です!
青森ではお花見の時期から近海物が出回ります。

トゲクリガニは陸奥湾で獲れる毛ガニの仲間で、ちょっと小ぶり。
甲羅の大きさは6~8cmほどです。

青森市から津軽半島への途中に蟹田町がありますが、かつてはこのトゲクリガニがなんぼでも獲れたみたい。地元では「花見ガニ」「サクラガニ」とも呼ばれます。

青森県人がこよなく愛するのが『がにみそ』
こちらのトゲクリガニは、脚の筋肉はそんなについていないのですが、濃厚なみそが詰まっているんですね。

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トゲクリガニの茹で方


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スーパーに行くと生のトゲクリガニがお手頃な価格だったので買い、家で茹で上げました。
茹で方にはポイントがありますよ。

①トゲクリガニには砂などがついているので、タワシで洗う。
②大鍋に水をいれて塩を加え、海水くらいに。
③水からトゲクリガニを入れて、茹でること。
④沸騰してから10分~15分

甲羅を下にすると、カニみそが水っぽくなるので、私は裏返しにはしません。落し蓋をすると甲羅にも火が通るでしょう。

食べ方

これはもう上品になんか食べることができない。指でカニみそをすくい、味わうのがベスト。

それから日本酒を甲羅に注いでもたまらないおいしさです。
脚は細いので、直接に口で吸い出す。
「ガニアンベ、いしてらな」
津軽人なら理解できても、他県人にはわかりにくいのですが、「ガニの味が美味である」という意味です。

トゲクリガニは『小説 津軽』のなかに出てきます。


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筋子納豆は太宰治の好物

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いま、5月21日に太宰治まなびの家でお話をするので、太宰のことを調べていました。
太宰治まなびの家・文学講座は無料でどなたでも聴くことができます。
5月21日、午後2時から。

会場は弘前市御幸町の厚生学院のすぐ近く。
過去記事:太宰治まなびの家・文学講座4月は船越素子さんが講師

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さて、飛島蓉子さんが書いた「誰も知らない太宰治」のなかにでてくるのが、筋子納豆です。
飛島さんは、五所川原市の大地主「布嘉」佐々木嘉太郎の孫で、この本を出版した2010年はロサンゼルス在住。

飛島さんのご両親が東京で、太宰と小山初子夫婦とごく親しくしていたそうです。

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筋子を納豆と混ぜて、炊き立てご飯にのっけます。
「お前は変わった食べ方するな~」と、夫。

筋子納豆は私の祖父も好物でした。
明治生まれの人にはちょっとリッチな朝食のおかずだったはず。

こちらもおいしく完食。

文豪太宰の好物、トゲクリガニと筋子納豆を食べて、資料の準備をしています。


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