つがる☆時空間  

青森県の観光情報や歴史民俗を中心に紹介しています。江戸時代の天守がある弘前城・岩木山、八甲田山などの四季や、こぎん刺し・津軽塗の伝統工芸をゆっくりとごらんください。

こんにちはnatuです。青森県在住の主婦ライターです。
『グラフ青森』社が発刊している「青森の暮らし」にてコラム『城下町通信』を執筆しています。弘前城や神社仏閣、あるいはこぎん刺し、『BOR0』といった古布を手掛かりに東北の魂にふれる旅をしましょう。

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実家。
そこにあるのは何十年もの年月を重ねた、使い切れないほどの大量のものたち。
『捨て魔』でもある著者と両親との壮絶なかたづけが始まった……。

見返しにそんな言葉が載っている本を紹介します。
実家のかたづけ はじめました。
捨てるだけでは終わらない! 
実際に体験してわかった親が笑顔になる片づけ方
』 

堀口祐子著

本を書いた堀口さんはフリ―ランス の編集者にして、捨て魔とのこと。
築30年以上の実家は、母屋が6部屋、離れが4部屋と、田舎ならではの広い家。
そこに、詰め込めるだけ詰め込んだモノを片付けた体験記です。

写真が多くて、イラストもふんだんに載っているので、眺めて楽しい実用書。
ページをめくって感じるのは、家の備蓄品の多さです。

使いきれないほどのタオル、調味料、座布団、 そして押し入れにある何セットもの組布団……。
モノのない時代に苦労しながら育った親世代と、消費に飽きてシンプルライフを送る子世代が、どうしたらけんかせずに、断捨離できるか。

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この本のなかで私が特に感心したのは、親をどう説得するかですね。

かたづけのタブー集は役立ちそう。
タブー→「汚いから捨てよう」をこう変える。
これはもう十分、働いてくれたよ。

汚いという言葉は、親をカチン! とさせるので。

「こんなにたくさん、いらないでしょう?」
こんなにあったら、見つけるがたいへんじゃない?

「これ、じゃまだなあ」
つまづいたら危ないから、心配だな。

たしかに言い方ひとつで、違います。
じつは私は、夫と子どもから「もっと片付けろ」と、せっつかれていました。

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私が処分したモノ


少しずつですが、モノを整理しています。
表紙の玉三郎さんがあまりに豪華な衣装で捨てられなかった雑誌は、もう3年くらい前のお正月号。
本棚からあふれていた書籍を、思い切って処分しました。

いままでありがとう! そして、さようなら。
食器は欠けたものは捨てましたし、景品でもらって気に入らないものも、燃えないゴミに出しました。

それにしても世は、片づけブーム。
実家のかたづけについては、この本のほかにもたくさん出ています。
きっと、多くの方が親の持ち物について、あまりの多さに仰天し、処分費用を考えて困っているのかもしれません。

親が貸家に住んでいて、亡くなると、明け渡さなければならなくて、業者に頼むケースはもう、ちっとも珍しいことではなくなりました。50万円かかった例が、この前の婦人公論に載っています。

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貸家でなくて、持ち家の場合はある意味、もっと深刻かも。
家の解体費用と、土地の処分、それからお墓のことなどがあるからです。

子どもが長く都会に住んでいると、田舎の家は財産ではなく、処分にお金がかかる負債に変わる。
それは他人事ではありません。
苦労して建てたマイホームですが、我が家も子どもが故郷を離れてしまいましたので。

私は片づけを意識するようになって、買い物は減りました。
これ以上、モノを増やしてもムダになるだけ。

そんな思いが胸をよぎるからですが、ところがどっこい、それでもなかなかモノは減りません。
シンプルライフへの道は遠く、まだまだ途上です。

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