つがる☆時空間  

青森県の観光情報や歴史民俗を中心に紹介しています。江戸時代の天守がある弘前城・岩木山、八甲田山などの四季や、こぎん刺し・津軽塗の伝統工芸をゆっくりとごらんください。

こんにちはnatuです。青森県在住の主婦ライターです。
『グラフ青森』社が発刊している「青森の暮らし」にてコラム『城下町通信』を執筆しています。弘前城や神社仏閣、あるいはこぎん刺し、『BOR0』といった古布を手掛かりに東北の魂にふれる旅をしましょう。

新聞やニュースで大きく取り上げられているのは、ギリシャ不安で株価が下がったという記事でした。
ギリシャはユーロ圏の一員なので、ユーロが下がり、円高となっています。


IMG_0025

江戸期の武家屋敷・暖房と煮炊きのための囲炉裏(いろり)
木炭や薪は、石油がごくわずかしか採掘できない我が国にとって、かつては大切な燃料でした。
輸入食材のない時代は、食べる物は殿様や家老をのぞけば、武士も質素。
            弘前の武家屋敷 仲町をあるく



私が持つ『かぶ』は、ひんじゃかぶだけ。
これは膝がしらの『膝(ひざ)かぶ』を、津軽訛りに発音すると、「ひんじゃかぶ」となるのです。
つまり持っているのは、膝かぶだけですから、
株価が上がっても下がっても、傍観ならぬ諦観 でした。

でも、株券をお持ちの方は、気が気でないでしょう。
2012年12月に安倍政権が発足し、翌年からみるみる株価は上昇。
倍くらいになりました

プレミアム商品券のお得感どころではありません。
平均株価8000円ほどが2万円をはさむ展開ですから驚きです(つд⊂)ゴシゴシ

あ~、うちも安いときに買っていたらな~。
そう思いますけれど、暮らしてゆくのにぎりぎりの家計に、余裕資金なんてありません。
結局、株とは縁がないままです。

1990年をはさんだバブル期の高揚と、それがパン! とはじけて、生活のレベルを下げる辛さを知っている世代として、《株って魔物》という思いがあり、怖くて手が出せないのです。

  

  デフォルトの原因は国も個人も『返せない』


私の経験では、生活レベルを下げるのは、想像以上に痛みを伴うことでした。
固定費を削る。
そうはいっても、電気代が高いといって、電力会社との契約をやめて、
ランプで暮らすわけにはいかないし、
子どもたちにはある程度の教育は必要ですから。

ランプといえば、大正時代、カシノキの固い棒に石油缶を天秤にして肩にかついで下げ、ランプに燈すための灯油を量り売りにして歩いた、ビジネスモデルがありました。
そうやって一代で、ホタテの加工工場を経営するだけの資本金を作ったと、
明治生まれの父親の話をしてくれた方がいました。

汗水たらして日本人は働いてきたんだなと、
私は深く感じ入ったことがあります。
      その話をしてくれたのは、民俗学者の田中忠三郎先生でした。

  生涯収支を黒字に

    
家計について模索していたとき。
林總(はやしあつむ)という人の本にこう書いてあって、目をこすったことがあります。

『支出は収入以下に。生涯を通じて、収入が支出を上回っていなければならない。いま少しでも預金を増やして、生涯収支を黒字にしなければ、その先ははっきりしている』

読んだときは、頭をガンと殴られた気分でした。
その先って……、老後?
当たり前のことなのに、はっきりそう言われるまで、気づかない。
私はかなりトロいです。


国も個人も、デフォルト(破綻)の原因は、『返せない』くらいに膨らんだ借金です。
ギリシャは銀行が閉鎖され、ATMも使えない。
年金が出るかどうかも知れやしない状態。

ところで日本は大丈夫?
累積債務がやはり大きい。
ただ、国際通貨基金(IMF)からの借金ではないのが救いでしょうか。

私は独りつぶやいています。
2020年開催の東京オリンピックの競技会場、あまりお金を掛けないで、と。

いや、つぶやきでなく、叫びましょう。
新国立競技場、莫大な建設費を掛けたら、ギリシャの二の舞よ~
やめてちょうだい!

最後にツケを払うのはいつも国民。
ギリシャでは、年金を削られるのに、税金は大幅に増え、困窮する人たちが増えるにちがいありません。
お金持ちは、とっくに資産をほかの国へ移して、移住しているはずなのです。
国内に取り残されるのは、移住のノウハウをもたなかったり、外国語が全くできなかったりする人たち。

さて、紀元前5世紀には文明が発達していたギリシャは、オリンピック発祥の地。
オリンピアの女神はどんな思いでしょうか。

スポンサーリンク

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット

トラックバック