つがる☆時空間  

青森県の観光情報や歴史民俗を中心に紹介しています。江戸時代の天守がある弘前城・岩木山、八甲田山などの四季や、こぎん刺し・津軽塗の伝統工芸をゆっくりとごらんください。

こんにちはnatuです。青森県在住の主婦ライターです。
『グラフ青森』社が発刊している「青森の暮らし」にてコラム『城下町通信』を執筆しています。弘前城や神社仏閣、あるいはこぎん刺し、『BOR0』といった古布を手掛かりに東北の魂にふれる旅をしましょう。

雪国にもようやく春がやってきました。
暖冬と言われていましたが、弘前は雪が多く、今月のはじめは市内のあちらこちらで残雪が見えました。

ところがあれよあれよという間に春めいて今は桜色に染め上げられています。

夕べ訪れましたが、2600本を数えるソメイヨシノや枝垂れ桜が豪華絢爛に咲き誇る弘前公園は、たくさんの見物客でにぎわっていました。

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4歳と1歳の娘たちを連れて弘前公園に出かけたときのこと。
 薄紅色の花弁が枝にこんもり咲き誇り、その美しさに見惚れた一瞬、
下の娘が足元の石ころに興味を示して、すばやく口に入れたのでしょう。

「何を食べているの?」
 声をかけて取り出したら、小さな砂利石。
 私が恐い顔をする理由がわからずに、きょとんと見上げる無垢な瞳に向け、
「だめ! 飴玉じゃないのよッ。汚いでしょッ」と、人目もはばからず叱り飛ばしたのです。

 子育て中はそんなことが日常茶飯時で、
親としての義務が永遠に続くかのように感じて、
いつもいらいらしていました。
娘たちはそんなふうに母親が
あたふたとしている間に成長をとげ、高校や専門学校を卒業すると、
進学と就職のため地元を離れます。

 空の巣に取り残された私は、
今頃になって家族がみんなで暮らせた時間が一番の宝物だったことに気づかされ、
過ぎ去った日々を惜しんでいるのでした。

「休みが取れるのなら、桜っこ見に弘前さ、帰って来いへ」
 淋しさにメール文を送り、桜の下で撮った何枚もの写真を眺めます。
 その笑い声や柔らかな頬を思い出しては、
体を壊していないかと心配したり、日々の健闘を祈ったり。
 
 晴れた朝、いい加減に子離れしなきゃと思い立ち、
ウォーキングシューズを履いて弘前公園まで歩いてゆくと、あ
の日と変わらない見事な桜が私を抱きしめてくれたのでした。

  初めての投稿を読んで下さって、有難うございます。
  これからよろしくお願いします。

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コメント

コメント一覧

    • 1. 青森太郎
    • 2015年06月06日 13:58
    • 5 こんにちは。
      すでに2度ほど私のブログへコメントいただき、ありがとうございます。

      natuさんのブログはアカデミック(学術的)な内容なので、
      最近、本を読まない私にとって、とても刺激的です。

      ブログを読んで分かったことは・・・私と生まれ年が一緒です(笑)。
      どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。



    • 2. natu
    • 2015年06月06日 14:53
    • 青森太郎さま
      ようこそおいで下さりました(*^_^*)
      同い年ということは……35歳! ですよね♪
      青森太郎さま、写真がきれい。
      私はまだこれから研究しなければなりません。
      また、お邪魔させてください。
      コメントを有難うございます。
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