つがる☆時空間  

青森県の観光情報や歴史民俗を中心に紹介しています。江戸時代の天守がある弘前城・岩木山、八甲田山などの四季や、こぎん刺し・津軽塗の伝統工芸をゆっくりとごらんください。

2015年04月

私の転機となった出会い『BORО』への道

はじめて田中忠三郎先生に会ったのは、平成20年6月。こぎん刺しや刺し子着物を国の重要有形文化財の指定に尽力した文化功労者ですが、田中先生はひとつも自慢するようなところがありませんでした。懐の広い、父親のようなまなざしが印象的。たまらなく好きだから無我夢中だっ …
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夜桜と天守

弘前公園はしだれ桜がいま見頃です。2000本以上あるソメイヨシノは 、花の盛りのまま吹雪となって散り、若葉が目立つようになりました。今年の弘前公園はいつにまして観光客の方々が多いようです。江戸時代に建てられた天守が今夏、曳家にて移動し、はらんでいた石垣の改修工 …
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襤褸の研究 きっかけは縄文遺跡へのロマンから 真冬の発掘

きのうの記事のつづきです。BORОの記事田中忠三郎先生は、何も初めから『BORO』を蒐集したのではありませんでした。   若いころは縄文遺跡を発掘して、考古学を志していたのです。            田中忠三郎先生と襤褸少年時代から、故郷の下北半島で矢じり …
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BORO

『BORO』を知っていますか?私は6年前まで、価値あるものだと思いもしませんでした。『BORO』は襤褸、「ぼろ」あるいは「らんる」と読みますが、昭和38年(1963)生まれの私にとって、身近にあったとは言い難い。襤褸に衝撃を受けた青森県内の商店街に育った私が …
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こぎんの唄・古作こぎんの哀史

ご近所の久枝さんが、私にこぎん刺しの着物を託して下さいました。70代の久枝さんが長く保管してきた貴重なこぎん刺しは、お姑さんが制作したのだそうです。藍色に染めた麻布に、刺し綴った白い木綿糸のすがすがしさ。粗い麻の布目をふさぐように、細かく刺すのがこぎん刺し …
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